FUJIFILM X-T20の相棒として標準単焦点レンズを探していた私。
そんな私が購入したのは
Pergear 35mm F1.2
発売開始から1ヶ月程度しか経ってませんが…
何回かこのレンズだけで出かけてみましたので、その実写レビューをしてみます!
やっぱり標準単焦点は、換算50mmが自分の目には一番合ってて気持ちいい〜〜
実写レビューの前に、開封の儀・外観のレビューが気になる方はこちらからどうぞ。
【日本初レビュー!?】Pergear 35mm F1.2 外観編【FUJI X-mountレンズ】
はじめに
おすすめできる人
まず初めに、本レンズをオススメする人を挙げておきます。
- まだXF 35mmレンズを持ってない人
- 安価な標準単焦点レンズが欲しい人
- 少しでも明るいレンズがいい人
- オールドレンズ好きな人
- ふわふわ描写好きな人
オススメしない人
また、本レンズをオススメしない人も挙げておきます。
- XF 35mm F1.4/F2レンズを所持している人
- カリカリ描写のレンズが欲しい人
- 絶対にAFを使いたい人
- 絶対にEXIFを記録したい人
といった感じです。
じゃ、ブラウザバック…と言わず、どんな絵が出てくるかチラッとみていってくださいな笑
絞りごとの比較
ピントの合う範囲のイメージ
ちゃんと撮ったわけではないので、イメージで恐縮ですが…
届いた!てテンションで、部屋の中で適当に撮ってます(苦笑









最短撮影距離(25cm)に近いところで撮ってます。
さすが大口径、F1.2。
結構ボケるな、といった感じ。
ボケ始めも比較的スムーズな印象。
LEDダイオードの場合
私がこのレンズに注目した理由の一つが、fujirumorsの紹介写真だったわけです。
玉ボケ、えらい綺麗な、と。
https://www.fujirumors.com/pergear-35mm-f-1-2-for-fujifilm-x-released/
ということで、玉ボケチェックができそうな場所を見つけたので撮影してみました。
最短撮影距離(25cm)くらいで、4~5mくらい向こうのLEDダイオードで玉ボケを狙ってます。






まぁ…そうですよね、って感じ笑
サンプルの葉っぱの写真では口径食がなくてびっくり!だったわけですが…
左上にできる玉ボケをみる限り、F1.2やF1.6ではしっかりレモン型になってますね。
サンプルの写真は、ボケの大きさ的にはF5.6かもしれない笑
ただ、F2~2.8ではほぼ口径食なしといって良いのではないかと。
綺麗な玉ボケが欲しいなら、F2とかF2.8くらいまで絞ると良さげかな。
さておき、玉ボケはそれなりに丸い印象。
一応、絞り羽根10枚の円形絞りが効いていそう。
よくみたら角ついてる気もしますが、光源がLEDでちょっと硬めなのも影響しているかも?
右上の薄いボケは、角つき気にならないですもんね。
木漏れ日の場合
もうちょっと光が柔らかめってことで、木漏れ日を狙ってみました。
なるべく距離なども同じになるように、と思っていたのですが…
ちょっと違ってる部分もありますね(苦笑
ご容赦ください。








ふーむ、玉ボケ、綺麗じゃないですか?
F1.2やF1.6はレモン型が目立ちますが、F2以降は綺麗。
角つきも全然気にならない。
ピンのあったところは、F5.6くらいからじゃないとそれなりにシャープにならない。
それより開くとぼやぼや。よく言えば、ふんわり笑
ということで、気になっていた玉ボケのレポートでした。
周辺減光






なんか、ケラれてんじゃないかと思うくらい盛大に周辺減光出ます。
まぁ、個人的にはビネットを後でかけなくて良くなるので、作品作りに生かせればいいかな、くらい。
あんまり気にしてないです笑
パープルフリンジは出る
パープルフリンジも結構盛大にみられます。

圧縮されちゃってるのでわかりにくいかもしれませんが…
中央の葉っぱ周辺にパープルフリンジが盛大に出てます。
Velviaなのでより目立っちゃってますね。
状況によりますが、Velviaには合わないかも。
なお、上の木漏れ日の画像(すべてVelvia)を見ていると、F4より絞れば、あまり気にならなくなります。
ちなみに、クラシッククロームならあんまり気にならない。

もちろんモノクロ(ACROS)でも気にならない。

総評
というわけで、ざっと実写性能を見てみたわけですが、いかがでしょうか。
私的には…
1万円でここまで写ってくれたらHAPPY!です笑
X-T20との組み合わせはコンパクトで取り回しも良き!
しばらく楽しめそうです〜
じゃ、あとは作例ってことで、ご笑覧ください。
FUJIFILMのカメラで撮るときは、ほぼすべてjpg撮って出しです。
作例
道すがら、ふっと気になったところにカメラを向ける。
自然と撮りたい部分がファインダーに飛び込んでくる。
ピントと絞りリングを回す。
シャッターを切る。
撮りたいイメージが切り取られる。
あーーやっぱり換算50mmが心地いい!
そしてやっぱり単焦点レンズさっくさく!
ズームレンズだと切り取りたい範囲を無駄に考えてしまうんですよね。
体の前後運動だけで切り取る範囲を決める。
逆に思い切った切り取りをしてみることに気付いたり。
このレンズはMFレンズですが、ピント合わせに関してはあまり心配ご無用。
ミラーレスを使うメリットの一つは、フォーカスピーキング機能。
MFレンズでもピントの合っている範囲に色を付けられる。
しかもこのレンズはピントリングの回転角度が90〜100°くらいしかない。
なので、1回の手首の稼働範囲だけでサッとピントを合わせたいところに持っていける。
あとは体の前後運動で微調整。
あーーもっと撮影に行きたいーー
うずうず。
今年はあまり季節を感じられなかったなぁ…
まとめ
ということで、
Pergear 35mm F1.2
の実写レビューでした!
シャープでくっきりなレンズがいい人にはそこまでおすすめできませんが…
換算50mmレンズを所持していない人は、試しに買っちゃっていいんじゃないでしょうか!(イイスギ
換算50mmが久々の快感過ぎて、むしろFUJIFILM XF35mmF1.4 Rも欲しくなってるのがまずいところです笑
ちなみにFUJIFILM XF35mmF2R WR B ブラックもありますよ。
悩ましい…
ぜひ色んな35mmレンズの使用感などを教えてください!